できた!がつくる、できる!の自信

できない!が分かれば必ずできる!

 

幼児がいるため、よく子供向け番組を見ます。Eテレのクオリティが高いことはピタゴラスイッチの人気などからもよく知られているところだと思います。私も子供と楽しく見ているのですが、時折、唸るような文句に出会うことがあります。セリフが面白いとかじゃなく、そのままビジネス本に出てきそうな、大人自身の胸に刺さる文句です。

 

できた!がつくる、できる!の自信!

できない!が分かれば必ずできる!

 

どうです、この無垢で真っ直ぐな前向き思考。

前者はご存知「こどもちゃれんじ」のCMで使われるキャッチコピーです。ベネッセがスポンサーの番組なら流れる可能性があるのでしょうが、テレ東土曜朝の「しまじろうのわぉ!」を見ていればほぼ毎CMごとに一度は流れます。

後者はEテレの10分番組「でーきた!」の締めセリフ。この番組は最近見始めました。学校生活ですべきこと、例えば「ものを整頓する」「廊下は走らない」といったことを毎回テーマに据えて、主人公の男の子がことごとくそれを守らず痛い目にあっていきます。大事なものを無くしたり、つまづいて転んだり。そうすると「できるメーター」が減っていき、ゼロになると「できないをできるマン」が登場します(俳優の加藤諒氏。当然どハマりしてます)。これまでの経緯を巻き戻して、なぜ〇〇しないといけないのか?(してはいけないのか?)、それを破るとどうなるのか?、を解説し、〇〇しないと✖︎✖️になるからだね!と結ぶ。そう、できない!が分かれば、できる!よね!