立川志らく氏の炎上について

連日報道されている件の児童虐待死事件については、またか、という暗澹たる気持ちでいます。

それに関してのコメントで立川志らく氏が炎上されているとのことです。はてなのトップブコメを見ても志らく氏に肯定的なコメントは見当たりません。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

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要するに、「志らくの発言は精神論、根性論だ。それでは児相問題は解決しない。リソースの問題である。」ということでしょうか。

炎上元となったツイートはこちらです。

 

このツイートだけを見ると、確かに引っかかるものがあります。根性論であると同時に、リソース論を否定しているように見えるためです。

ですが、他のツイートを見れば発言の意図が分かります。

 

 

 

彼はリソースについては議論の対象としていないのです。リソースが足りていたとしても今回の問題は起きただろうとの暗黙の仮定を置いていると言ってもいい。「数の問題じゃない」というのはそういう意図です。「俺はそれをここでは議論の対象としない」ということです。

(「じゃあそう書けよ」というのはその通りですが、私は他人のツイッターでの発言にそこまでの厳格性を求める気にはなりません。)

 

「その仮定は間違っている。リソースが足りていれば今回の問題は起きなかったはずだ。リソースのみが議論の対象とされるべきだ。」

と、確信を持って断言できる人はいますか?勿論、問題が起きるリスクは減らすことができるでしょう。そう考えるのが自然です。でもゼロにできるかというと断言はできない。それは「心の問題」が存在するからです。志らく氏は、今回の件についてはこちらを深刻に考えて発言した。それだけのことです。

 

「それこそが根性論、精神論だ。心の問題を語る前に、リソースの問題を解決しなければならない。」

そうかもしれません。でもどちらも問題であることには変わりありません。どちらかだけについて発言したからといって、その発言が間違っているかどうか、不適切かどうかは判断できないはずです。

 

ということで私は志らく氏擁護派です。